一つ屋根の下で生活する状況にあっては、一度誰かがウイルスを持ってくると恐ろしい勢いで感染していきます。おそらく寮内の空気中には大量のウイルスが漂っているものと思われます。
というわけで、今更ながら新入生には風邪の予防の励行を呼びかけたいところです。
(しかし、さして外出後の手洗い・うがいもしていなかった私が健康体で、健康に気を使っていたはずの友人が熱を出して寝込んでしまったのはどういうことでしょうか。やはり××は風邪を引かないとでも…)
閑話休題。
音楽紹介が続いたので、今回は書評でも。
壁世界的にも評価の高い作家、安部公房氏の芥川賞受賞作。
初めて読んだとき、支離滅裂かつ淡々と進んでいく展開には「こんな小説もあるのか」とただただ驚かされました。
専門家からは「カフカ、ハイデッガーの影響が〜」だの、「安部自身の原風景である満州が〜」だのと解説されているようですが、浅学非才の私には未だもって分かりません。
ただ、とめどなく溢れ出る奇妙でどことなくユーモラスなイメージを辿るだけでも楽しいことだけは確かです。